秋から冬にかけての鹿笛猟

狩猟、射撃、銃

鹿のオスはメスを何頭か囲います。いわゆるハーレムです。

秋から冬にかけて繫殖期になります。

自分の縄張りを持ち、他のオス鹿が来ないようにすごく気がたってます。

そこで鹿笛を使います。

まずポイントを決めます。

山の奥です。

座れる所を見つけます。鹿が来るまでじーっとしてなければいけないので。本当に動かずに待機です。

周りも見渡せる場所がいいです。

ポイントを決めて座ってから鹿笛を大きく吹きます。

ビィーーーーーーみたいな音です。

何回か吹いてじーっと待ちます。

鹿がいればものすごい勢いで走ってきます。

俺の縄張りで何してんねん!!ってなもんですか。メス奪われると思うのでしょうか。

一切人間のしわざとは思ってないです。鹿笛ってすごいです。

親父君に連れてってもらい何度か鹿と遭遇しました。

ライフルでドン!です。

親父君は何度もこの鹿笛猟をして数え切れないくらい鹿を捕っています。

一回じーっと待ってる時にすぐ2メートル横にが歩いてきたらしいです。

親父君は通り過ぎ時に気がついて動けなかったらしいです。ビビッて絶句です。熊も親父君に気がついてなかったようです。声を上げてれば熊もびっくりしてやられてたかもしれんと言ってました。

あとカモシカです。

これは駆除の対象外なので撃っちゃいけません。

すごい好奇心でじーっと見てきます。かわいいです。(笑)

カモシカもそうですけど人間が狩りをしない動物って人間との距離が近いですよね。

猪、鹿、鴨、キジ、魚などはすぐ逃げます。

鳩、バン、カモシカ、猫、犬などは人間との距離が近いです。

昔からDNAに刻まれているのかもしれません。話がそれました。(笑)

今期はもう鹿笛猟だけで5頭とったらしいです。私はまだハーフライフル銃がありません。散弾銃のスラッグ弾のみで勝負なのでちと厳しいかもです。

自分と親父と一緒に行くとなかなか鹿に遭遇しません。自分は持ってないのかもしれません。(笑)

まとめます。

鹿笛猟のコツはポイントを決めて少し待機になるので座り周りが見渡せること

見渡せるといっても顔の向きを変えてキョロキョロしない、ほんとにゆっくり動きましょう。

格好はもちろん迷彩柄の上下。きつい匂いの香水や芳香剤で山に入らない。

上級者はオス鹿のふりをして木をゆすってアピールします。

狙撃ポイントは前足から顔にかけてです。

それ以外だと弾が当たってもそのまま走って逃げてしまいます。いわゆる半矢ってやつです。

前足から頭を打つとそのまま倒れます。

これが教わったことです。

いつかこの手で...鹿をさばいて早く調理したいなぁ。

以上鹿笛は超有効的な狩猟方法でした。これからの人も一緒に頑張りましょう!

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